よく見かけるし聞いたりする・・・血統書とか猫や犬にお金を出して買うのに抵抗があると

もちろん僕も前のコラムで販売はいやだって書いていたけれども、なんていうんだろうか並べられて商品としているのが気に食わないだけでお金を出して買うということにはたいして何も思わない。わがままだけどあくまでも命、それも母親の犬が苦労して生んだ子だからそれ相応の値段というものがついてもいいように思う。

血統書の存在、それは異種交配を防ぐものでもあり、一種の証明である。
言葉が話せないからこそ、いつ生まれ、どこで生まれ(確か地名は載っていなかった様な気はするけど)親は誰なのか、性別は、等をその子に変わって教えてくれるもの。

その子が世界に生まれた命の証明でもある。

そう考えれば血統書の意味も違ってくると思う、犬というブランドの証明書なんかじゃあない。

犬にお金を出して買う、僕自身たとえ雑種であってもあげるというのは嫌いだ。
人によってはタダというだけであまりにもその子の存在が軽くなってしまうから。
タダだから存在が軽くなるというのには確かに疑問があるが少なからずとも中にはこういう考えの人もいる。

お金が関係なく、その子の存在が大きくなる事・・・出会い。

捨て猫を拾った、ペットショップで、管理センター(保健所)で・・・・・本当にこの子はという存在に出会えたときお金や血統書なんて関係ない。その子の価値はその人にとっては何にも変えがたいかけがえのないものになる。

価値というのは見た目だけではないし、値段、血統なんかでもないその子の性格などにも左右されるだろうけど、あくまでも周りに(メディア等)に流されないで自分の中にあるものだと思う。

これから動物を飼いたい方いい子にめぐり合えますように・・・